通い稲作塾 2012



通い稲作塾は、2010年から始めた、都市部から農山村地域に定期的に来ていただき、地元の人と顔見知りになってわいわい盛り上がるスタイル。農と自然を通じて地域で楽しむ新しい交流の形です。
楽しく日本の農の活性化、休耕田の開拓、限界集落の解消も狙ってしまいます。

稲刈り

場所は、長野県・御代田町(みよたまち) 面替(おもがえ)地区。中軽井沢から流れる湯川沿いの田んぼ。そしてシカやクマの領域で清水が流れる”やま”、いわゆる限界集落の”里”。新幹線を使えば東京からは1時間台(高速バスでも来れます)。

もともと低農薬・有機栽培だった田んぼで農薬を全くつかわなくなって2年目(2011年)。準絶滅危惧種のイチョウウキゴケも現れました(下の写真の中央の2枚♡)。たくさんの水生生物が気持ちよさそうに泳ぎ、田の草が気持ちよさそうに生えています。

イチョウウキゴケ

そんな生きものがたくさんの中で、仲良く、時には競い合わせるように力強くコシヒカリを一緒に育ててみませんか?
通い稲作塾米のご注文はこちら

参加方法
(1)シーズンパス 5,000円を購入していただきます

シーズンパスは、塾に参加するためのいわば入学金。 「脱穀」時にご自分の名前が付いた新米で還元します。

おコメの名前 ラベル例

塾(農作業)に参加するとお渡しするおコメがどんどん増えます。1回参加で10kg、2回11kg、3回以上で最大12.5kgをお渡しします。 残念ながら農作業に参加されなかった場合でも9kgの新米をお渡しします(1kgあたり550円相当は、農薬を使わず、有機肥料で育て、はざがけ天日干しではかなり格安かと思います)。

配送する場合はクロネコ便代が別途かかります(9kgの場合1,160円、10〜12.5kgの場合1,380円)。
※追加購入をご希望の場合は、在庫があれば1kgあたり500円でお分けいたします。不作等で穫れなかった場合には一部または全部を返金させていただき、その分のお米はお渡しできなくなることがあります。

(2)毎回の参加申込をしていただきます

最初は「田植えから」でももちろん構いません。稲刈りから初参加して、翌シーズンも来てしまった方もいます(笑)。 基本メニューは、10:30頃から夕方頃まで。作業のための指導、作業、昼食、作業、毎回のお楽しみプログラム、作業後の打ち上げで、保険料含めて参加費3,000円です。半日作業参加を希望されたり、打ち上げに出られないという時には参加費は別途ご相談で決めさせて頂きます。


よくある質問


Q1:農家さんのプロフィールを詳しく知りたい。
shigeyukisan
師匠をお願いしている茂木重幸さんは、これまで農業の仕事に携わりながら、米作りを続けてきた方です。 現在は、地域の人たちが共同で山(森)を管理している森泉山財産組合の事務局長をしながら、 ブルーベリー園、地域の小学生にたけのこ掘りを楽しんでもらう竹林、 ホタルや沢ガニも住む湧き水の流れにセリ・ワサビ・ワラビといった山菜のなる環境、里を守るための山の整備などまさに"百"の仕事をもつ方。 また、はるか沖縄や台湾まで「渡り」をする蝶を里山に呼ぶ 大星・アサギマダラの会を立ち上げ、会長として、花(ヨツバヒヨドリ)を植えたり、同時にこの辺りの在来であったサンショウウオやホトケドジョウを戻すために環境(いゆわるビオトープのようなもの)を再生する活動などもしています。

Q2:お米が、減農薬なのか、有機栽培なのか、どちらなのかが気になります。
有機JAS認証は取っていませんが、2010年からまったく農薬を使わず、有機肥料だけでつくっています。今年は、畦を高く築き直して田んぼの中にコイやフナを飼う鯉農法に挑戦する予定です。
肥料は発酵鶏ふんです。有機肥料栽培は、化成肥料に比べて植えてしばらくひょろひょろです。なんでも、速効性がない肥料のせいで、まず養分を得ようと根が成長するのにパワーが取られるようです。しかし、7月終わり頃から生育が逆転します。 有機肥料の稲は根がしっかりと張っている証拠に、夏秋に台風などの暴風雨があってもまったく倒れないのには感心します。

Q3:どういう地域で、その地域にどういうコミュニティがあるのか。どんな人たちが参加したのかが知りたい。
御代田町は、軽井沢町と小諸市の間に挟まれたところにあります。ちょうど浅間山の南麓に位置しています。日本有数のレタス産地です。コミュニティは、田んぼのある面替地区のみなさん。また、軽井沢に住んでいる方も参加しています。御代田町全体は、軽井沢町とのつながりも多く、コミュニティも共通していたりします。本当にいろいろなことに興味をもっている人たちがいます。

通い稲作塾生は、30代を中心に、20代からシニアの方までの男女(やや女性の方が多いです)。 これまで、フードデザイナー、野菜ソムリエ、健康食品メーカ、図書館司書、古書店オーナー、アートディレクター、商社、外食産業、出版社・プロダクション、小学校教員、大学講師、社会起業専門家、印刷会社、施設運営アドバイザ、主婦の方などバラエティに富んだ方にご参加いただいています。

Q4:東京から複数回通うのも大変だが、交通手段があるのかが知りたい。
交通手段は、マイカー(上信越道 佐久平PA スマートICより車で約10分)、新幹線のほか、御代田駅や佐久、軽井沢までの高速バス(片道1,900〜2,500円程度)も使えます。 たとえば、金曜晩に高速バスで来て町の旅館(たとえば明治屋旅館)に1泊しても新幹線代とそれほど変わりません。田んぼまでの詳しい交通アクセス方法については申込いただいた後にお伝えいたします。

Q5:米以外に、地域の人たちと触れ合えるとか、文化、料理に触れられるのか。
集落から歩いてすぐ山に入ることができます。山には渡りをする蝶、アサギマダラを呼ぶための花畑があったり。 また、田んぼの近くには、ドジョウやタニシ、ゲンゴロウが棲む田沼や、セリ・クレソン・ワサビ・ワラビなどが生えている場所で山菜を採り、食べることができます。田んぼの脇に流れる湯川での魚採り、山仕事なども織り交ぜていきます。




 今年の予定(どの回からでも参加可能)

長野|御代田町

通い稲作塾11(最終回・脱穀)
 脱穀した新米で収穫祭!

20121110日(土)10時半頃集合
料金:3,000円(昼食付、作業後の打ち上げ代、保険料含む)

終了しました

長野|御代田町

通い稲作塾米(白米) 5kg箱
(天日干しコシヒカリ 4.7kg)

産地/年:御代田町面替 / 2011年
価格:3,750円(送料・税込)
まもなく売切。注文はお早めに。

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残り:

長野|御代田町

通い稲作塾米(白米) 10kg箱
(天日干しコシヒカリ 9.6kg)

産地/年:御代田町面替 / 2011年
価格:6,750円(送料・税込)
まもなく売切。注文はお早めに。

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残り: